ウォッカが離婚率を上げてる⁉ -ロシアの意外な離婚原因-

こんにちは、函館の行政書士 小川たけひろです。

ロシアは離婚率が世界一の国です。2017年の統計によると、ロシアの離婚率は 4.70(件/千人)。日本が1.8 アメリカ2.8 中国1.8 韓国は2.8という結果なので、いかにロシアの離婚率が突出しているかがわかります。

社会主義国というお国柄、離婚は少ないのでは…というイメージをもっていたのですが、シングルマザーや2、3回の離婚、再婚で連れ子が数人、ということも珍しくないようです。ではなぜ、ロシアは離婚率が高いのでしょうか?

1.ロシアにおける主な離婚原因

ロシアにおける主な離婚原因として、①貧困、②浮気や嫉妬心③妥協を許さないような価値観の違い④自己中心的態度や互いの理解の欠如などが挙げられています。また、これらの原因に加えて、⑤アルコール依存⑥経済力のなさ⑦家の狭さ⑧社会主義国だからといったことを離婚原因として加えている学者もいます。

浮気、不倫など配偶者の不貞がきっかけで離婚というのは、ロシアに限らず、ほぼどの国でも共通の原因になっているようです。また、貧困や経済力がないといった理由も、多くの国で挙げられているようで、やはり安定した結婚生活を維持するためには、「経済力」の確保が最低条件になるようです。

2.ウォッカと家の狭さが離婚を促す??

ロシアの離婚原因で目を引いてしまうのは、⑤アルコール依存⑦家の狭さでしょう。ロシアのお酒といえば、真っ先に「ウォッカ」を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?ウォッカの平均度数は40度といわれており、なかには、96度という世界最高クラスの度数を誇るウォッカもあるようです。

寒いロシアでは、ウォッカのような高い度数のアルコールを飲んで身体を温めようとするが、飲み過ぎが原因で妻や子供に暴力をふるい、事件になってしまうということがあるようです。また、家が狭いということと飲酒が相乗効果として、離婚に結びついているといわれているようです。どういうことかというと、狭い家には家族がひしめいてるので、アルコールの入った夫が妻や子供に暴力をふるう確率が高まるからだといわれています。

3.社会主義国ならではの理由が離婚率を押し上げているのかも

そして、ロシアが社会主義国であるから ということが理由として挙げられています。これはどういいうことかというと、社会主義国家では、女性が働くということは当たり前のことであったから、ほとんどの女性は仕事をしていて、収入を得ていたようです。そのため、収入のある女性は、離婚しても生活に困るという事態に陥ることが少ないため、離婚率を上げている要因になっているようです。

現代のロシアは以前の厳格な社会主義体制ではないので、以前ほどではないようですが、アメリカや日本、北欧を除くヨーロッパ諸国などの資本主義国よりは、高い労働参加率を誇っています。でも、社会主義国に限らず、女性の経済的自立が離婚率を上げているというのは、世界共通のようですね。

 

Pocket