離婚を切り出す際に気をつけたいこと

こんにちは、函館の行政書士 小川たけひろです。

 

離婚の話しを切り出す前には、考えなければならないことや不安でいっぱいになってしまうことでしょう。なにも対策を考えずに離婚を切り出してしまうと思わぬ損をしてしまったり、自分にとって不利な状況になってしまうことがあります。今回は、相手に離婚を切り出すタイミングや、そのために準備すべきことなどをお話しします。

 

1まずは、十分な証拠を集めましょう

離婚を決意してから、離婚届を提出するまでにはさまざまな準備が必要です。たとえば、相手の不倫などが原因で離婚する場合には、十分な証拠を集めておく必要があります。また、財産分与のために配偶者の財産状況がわかる資料を集めておく必要があります。離婚を切り出すのは、これらの証拠や資料を「これで十分」というくらい集めてからのほうがよいでしょう。

もし、これらの証拠や資料を十分に集めないまま離婚を切り出してしまうと、証拠や資料を隠されたり、特に財産分与については、離婚後に配偶者の財産がどのくらいあるのかを調べることが困難になる可能性があります。

2離婚を切り出すタイミング

これらの証拠がそろったらいよいよ離婚を切り出すことになりますが、タイミングとしては、子どもがいるご夫婦であれば、できるかぎり子どもには聞かれないほうがよいため、この点には気をつけるべきです。また、お互いが冷静な気持ちのときに切り出しましょう。

たとえば、夫婦げんかをしているときや夫婦どちらかの機嫌が悪いときに、離婚の話しを切り出すのは避けましょう。相手が離婚を考えていない場合、感情的になってしまい、離婚を切り出すことによって、激しく動揺してまったり、激怒してしまうことになりかねません。

冷静な話し合いができるよう、可能な限り相手を傷つけたり怒らせたりしないよう気をつけながら話しを切り出すようにしましょう。

3話すべき内容は事前に書き出しておき、話し合いは冷静に

そして、離婚を切り出すときに感情的になったり、相手のペースに乗らないためには、事前に話すべき内容を書き出しておくとよいでしょう。一般的な内容としては、子どもがいれば親権や養育費、面会交流のこと、財産分与についてどのようにするのか、慰謝料や年金分割についてはどうするのかなどを事前に整理しておくと、漏れなく話すべきことを相手に伝えることができるでしょう。

そして、話し合いにのぞむにあたっては、冷静に話し合うことを心がけましょう。相手がいった言葉に反応して感情的になってしまっては、まとまる話し合いもまとまらなくなってしまう可能性があります。

4証拠を持っていることを相手に伝える

不倫など相手の不貞行為が原因で離婚をする場合、あなたが集めた証拠などがあれば、あなたが交渉を有利に進めるためにも、証拠を持っていることを相手に伝えるとよいと思います。

ただ、この場合、証拠そのものを相手に開示するはNGです。あくまで証拠を持っているということだけを伝えてください。相手に証拠を開示してしまうと、後に証拠と合うような言い訳や行動をねつ造されたり、最悪、証拠そのものを隠滅されてしまうリスクもあるからです。

 

このような点に注意して話し合いにのぞみましょう。

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