『エンディングノート』活用のすすめ

こんにちは、函館の行政書士 小川たけひろです。

 

『エンディングノート』という言葉をお聞きになったことがあるでしょうか?

ノートというくらいなので、実際にノートや本のような体裁をしています。

エンディングノートは、本屋さんの「終活コーナー」や相続関係のコーナーなどでも取り扱っています。最近は、葬儀社さんなどが主催する「終活セミナー」などで、エンディングノートの書き方講座のようなものを行っているので、実物のエンディングノートを目にしたり、実際に書き方講座を受講した経験がある方もいらっしゃるかもしれません。

また、初めて耳にする方は、「エンディングノートってどんなものなの?」「何のためのノートなの?」と思われる方もいらっしゃるでしょう。

エンディングノートは、いつくるかわからない人生の終わりに備えて、普段家族に言えない想いであったり、自分の死後のこと(葬儀をどうやるか)などの希望などをしるしておくノートのことをいいます。

遺言のようなものだけれど、遺言のように形式に厳格さを求められていないため、自分の言葉で自分の想いや希望を素直に書き記しておくことができるのです。

遺言と違うのは、これといった決まった厳格な形式があるわけではなく、法律的な効力をもたないということでしょうか。

それでも、自筆証書遺言のように遺言としての形式を備えていれば、法律的な効力を生じる場合もあるでしょう。

エンディングノートの良いところは、自分の人生をじっくり振り返って、溢れ出た想いや家族に対する気持ちを伝えることができるといったことや、エンディングノートに、「介護」や「延命治療」、「葬儀の方法」「財産」などについて書き残しておくことで、意志疎通が困難になる終末期や、死後に家族や親族などの負担を減らすことが可能となるのです。

一冊のボリュームがなかなか多いものもあるので、実際に書き進めていくことで、自分の考えや気持ちを整理していくことができるのではないでしょうか。

そして、やはり法的にしっかりしたものを残したいと思ったら、次のステップとして、遺言の作成を考えればいいと思います。

まずは、気楽に始めてみてはいかがでしょうか?

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