年金分割のための情報通知書について

こんにちは、函館の行政書士 小川たけひろです。

以前、年金分割についてお話させていてだきましたが、今回は、実際に年金分割をする際に必要となる「年金分割のための情報通知書」についてお話しいたします。

 

1.「年金分割のための情報通知書」とは?

「年金分割のための情報通知書」は、年金分割の対象となる期間や分割可能な範囲など、年金分割の割合を決めるために必要な情報が書かれた文書です。

2.「年金分割のための情報通知書」どのような場合に必要か?

年金分割のための情報通知書は、離婚時の年金分割のうち、話し合いで夫婦の分割の割合を決める場合、いわゆる「合意分割」の場合に必要となります。

調停離婚、審判離婚、裁判離婚で年金分割を主張する場合には必ず必要となります。これら裁判所が絡む離婚の場合、申立をする際の添付資料として提出を求められます。

また、夫婦が話し合いで離婚する、「協議離婚」の場合には、「年金分割のための情報通知書」は必ずしも必要ではありませんが、正確な情報を知っておくためにも、取得しておくべきでしょう。

3.どのように取得すれば良いのか?

(1)  「年金分割のための情報提供請求書」を作成する

まずは、年金分割のための情報提供請求書を作成します。

※様式は 日本年金機構のホームページからダウンロードできます。

>>https://www.nenkin.go.jp/service/jukyu/todoke/kyotsu/20181011-05.html

(2)  年金事務所に提出

年金分割のための情報提供請求書を作成したら、お近くの年金事務所に提出します。

この際、情報提供請求書の他に、

〇年金手帳または基礎年金番号通知書

〇夫婦の戸籍全部事項証明書

が必要になります。

また、内縁関係など事実婚の期間がある方は、一緒に生活していたことを証明できる書類や事実婚であったことを証明できるような書類などが別途必要になってきます。

(3) 「年金分割のための情報通知書」が郵送されてくる

請求してから約1ヶ月で郵送されてきますが、状況によっては変わります。

また、年金事務所の窓口での受け取り、送付先住所を指定することができますので、利用される場合は、窓口で確認なさると良いでしょう。

4.請求期限に注意しましょう!

年金分割の請求は、原則として離婚をした日の翌日から起算して、2年を経過した場合には請求できなくなるので注意が必要です。

年金分割について詳しくはこちらで。

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