将来離婚を考えている場合、どんな準備が必要か?

こんにちは、函館の行政書士 小川たけひろです。

たとえば、未成年の子どもがいるので、今すぐ離婚に踏み切ることはできないが、将来、子どもが成人したときに離婚しようと考えている夫婦は決して少なくありません。

このように、将来離婚しようと考えている場合、今からどのような準備をしておくべきでしょうか? しっかり準備できるかどうかで、離婚後の人生が全く違うものになってしまうといっても過言ではありません。

 

1.離婚しても生活していけるだけの経済力をつける

専業主婦や仕事を持っていても、それがパートであるような主婦が離婚すると、離婚後、相手の収入に頼った生活をすることはできなくなってしまい、たちまち生活に困窮してしまうことになりかねません。

このことを十分に考えた上で離婚を決断しないと、「こんなはずじゃなかった・・。」と後悔してしまうかもしれません。

このようなことにならないためにも、離婚後も生活していけるだけの経済力をつける必要があります。

具体的には、アルバイトやパートといった不安定な立場ではなく、できれば正社員として採用してくれるような就職先を見つけるとか、資格を取るとか特別の技能を身につけるということが考えられます。

現在の経済情勢などを考えてみると、正社員として採用されることは、なかなか難しいことかもしれません。また、資格や技能を身につけるにしても、お金や時間もかかる場合もあります。

でも、難しい状況をクリアして経済力獲得したなら、それは、今後の人生を生きていく上で、大きな自信になるでしょう。

2.夫婦の財産を把握しておきましょう

また、将来離婚をするのであれば、正当な財産分与を受けるためにも、夫婦の財産については、今からしっかりと把握して準備しておきましょう。

具体的には、預貯金や不動産、株式などの有価証券、絵画や美術品、自動車などが財産分与の対象として考えられます。また、相手の収入を把握しておくことも重要です。

そのため、「源泉徴収票」や「確定申告書」、「課税証明書」などを最低3~5年分くらいコピーしておきましょう。

でも、こういった相手方の源泉徴収票や確定申告書などの書類を見たことがない、給料は振込だが、通帳は相手方が管理しているので、相手にどのくらい収入があるのかわからない、お金以外に、どんな財産があるのかを把握していないという夫婦は、実はかなりいらっしゃいます。そういった場合は、相手方に届く金融機関や市区町村役場などからのハガキや封筒の表面だけでも良いので、コピーして取っておきましょう。こういった情報は、後々、財産の把握するときに役立つことがあります。

3.慰謝料請求する場合は、証拠を集める

将来離婚の際に、相手方に慰謝料の請求を考えているのであれば、証拠が必要となる場合が多いです。相手が請求した金額を全額支払うというのであれば、証拠集めは必要ありませんが、慰謝料請求は簡単には進まないことのほうが多いのが現実です。

たとえば、不倫や浮気に対する慰謝料請求を考えているのであれば、不倫や浮気相手と一緒に写っている写真、メール、SNSなどの記録、不倫や浮気相手の住所がわかるものなどを集めておきましょう。

この他にも、ホテルの領収書や帰宅時間のメモや出張した日のメモなどの記録を残しておくことも良いでしょう。

また、DVなどに対する慰謝料を請求するのであれば、診断書や病院の領収書、傷や打撲などがある場合は、その部位の写真、実際に暴力を振るっているときの動画や音声データといったものは強力な証拠となるでしょう。

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