離婚準備でしておくべきこと

こんにちは。函館市の行政書士 小川たけひろです。

 

離婚を考えたときに、当面どのくらいのお金が必要になるのか不安になるでしょう。実際離婚に際してどれくらいのお金を準備しておけば安心なのでしょうか? 離婚に際してかかる具体的な費用や、離婚前にしておくべき準備について見てみましょう。

 

〇離婚するにはお金がかかります。

離婚に際して、一般的に約100万円から300万程度のお金が必要になるといわれています。特に仕事を持たない専業主婦の場合、離婚とお金については、大きな関心事となるでしょう。

そのため、離婚に際して貯蓄しておくべきお金や、どんな準備をしておけば良いのかについて知っておくことは不安を軽減するために役立つはずです。

〇離婚準に際して貯蓄しておくべきお金

① 別居に伴う費用

離婚の際しては、別居する夫婦が多いと思いますが、まず、この別居に伴う費用の確保が重要です。この別居に伴う費用には、引っ越し費用や新居に掛かってくる敷金礼金などの費用などが考えられます。こういった費用について調べておきましょう。

② 当分の間の生活費用

別居しても生活していかなくてはなりません。配偶者が婚姻費用など生活費の面倒をみてくれるなら安心かもしれませんが、全く当てにできないことも考えられます。とりあえずは、自分が収入を得られるようになるまで、ある程度まとまった生活費を準備しておきましょう。

離婚を決めて実際に離婚後の生活が軌道に乗るまでは、不測の事態も想定して、お金を貯めておくと安心でしょう。

 

離婚に際してある程度まとまったお金が必要ですが、お金やお金以外にも具体的にどのような準備しておくと良いのでしょうか?

 

〇離婚に際してしておくべきこと

① 自分名義で貯金をする

離婚を決めたなら、必ず自分名義の口座を作りましょう。

これは、配偶者の名前で口座を開設してしまうと、財産分与時に、配偶者の資産とみなされてしまう可能性がありますので注意しましょう。

② 離婚後にもらえるお金を把握する

離婚に向けて準備する際には、お金を貯蓄することも大切ですが、離婚後にもらえる下記のお金について、しっかり把握しておきましょう。

婚姻費用

慰謝料

養育費

財産分与

年金分割

児童扶養手当など、ひとり親世帯に対する支援制度

③ 仕事を見つける

特に専業主婦の方が離婚をする場合、配偶者や公的支援制度だけを当てにするのではなく、自分の力で生活していくことを考えましょう。

そのためにも仕事に就くことが重要です。できれば長期に渡り安定して仕事ができるような職場が良いでしょう。また、資格を取って就職することや独立することも良いかもしれません。

④ 居住場所を確保しておく

別居後からの居住場所を決めておくことも重要です。 離婚後の居住場所がはっきりしていると、各種手続きもスムーズに行えます。

⑤ 子どもの養育環境についてもしっかり考えておきましょう。

離婚に際して、離婚後の生活費用や居住場所のことばかりに考えが向かいがちですが、こういったことばかりでなく、子どもの養育環境についてもしっかり考えておかなければなりません。

特に、離婚後生活場所が変わると、転校を余儀なくされたりする場合もあります。また、離婚によって一方の親とは一緒に暮らせないなど、子どもの気持ちは少なからず傷ついているのです。そのため、子どもをどういった環境で育てていくかといったことは、今後の子どもの成長のためにも、非常に重要になってくるのです。

⑥ 夫婦でお金に関してしっかり取り決めておきましょう。

離婚に際して婚姻費用や養育費、慰謝料など配偶者に請求できる費用についてしっかり話し合って取り決めをしておきましょう。

離婚してからの話し合いとなると、相手と連絡が取りにくくなる可能性がありますので、離婚前に話し合っておくと安心です。

⑦ 離婚時の取り決めは、公正証書など文書にして残しておきましょう。

離婚の条件について夫婦で取り決めたなら、その内容を執行力や証明力のある公正証書などの文書にして残しておくことが肝心です。

 

 

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