示談書は千差万別

こんにちは。函館の行政書士 小川たけひろです。

 

最近、離婚協議書と同様、配偶者の浮気相手との間で交わす示談書の作成依頼や、問い合わせが多くなってきています。

離婚も話し合いによる協議離婚が原則と思いますが、配偶者の不倫相手への慰謝料請求なども、まずは話し合いによる、いわゆる示談で解決を図るのが一番だと思います。

他のトラブルと違って、不貞行為の場合は、配偶者の不倫相手に直接自分が会って話しをつけたいという人は結構多いです。

そして、示談が成立した場合には、書面にして残しておかなければ後日またトラブルになりますから、示談書の作成は必須といえます。

示談書のひな形はネットにもたくさん出回っていますが、それが自分のケースに当てはまるとは限りません。特に、不貞行為の示談書は、配偶者と離婚するか修復するかによって内容も大きく変わってきます。

特に配偶者との修復を考えた場合には、浮気相手から慰謝料を確実に支払ってもらうことだけでなく、不貞行為の再発防止というのがとても重要になってきます。

特に、浮気の再発予防法については、配偶者と浮気相手との関係性によって個別に考えなければなりませんので注意が必要です。

たとえば、不貞行為の相手が、職場の上司と部下、同僚の場合もあれば、自分の友人や兄弟姉妹という場合もあります。

こういった不貞行為の相手方が誰であるかによって、示談の条件や内容が変わってくることがあります。

また、今回の不貞行為に限らず、他の相手との不貞行為も予防する必要がありますから、根本的な問題として配偶者の性格やご自分の性格、夫婦関係の状態なども考慮しなければなりません。

つまり、不貞行為の示談書というのはケースバイケースであり、その事案によって条件や内容が変わってくるので、ネットや書籍などで見受けられる一般的なサンプルをそのまま使うことは非常に危険なことなのです。

当事務所が示談書作成をお受けした場合には、離婚協議書作成の場合と同様に、当事務所のヒアリングシートの項目に基づいて詳しい事情をお聴きし、そのご夫婦、カップルに沿った、いわゆる完全オーダーメイドの示談書を作成させていただいております。

ただ、場合によっては示談書という形にしない方が良いこともありますし、より一層の確実さが必要であれば公正証書作成をおすすめしております。

離婚を選択せず、夫婦関係の修復を望んでいるのなら、まずは不貞行為の相手に対して行動を起こすことが夫婦関係修復の糸口になります。

独りで悩んでいても答えは出ません。まずは一歩を踏み出しましょう。

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